春の旬のお野菜の1つの「菜の花」
なんとなく栄養価が高いとは聞いていたものの、独特の苦味があり、個人的な苦手意識から毎年お野菜コーナーではスルーをしておりました。。
でも調べていくうちに、菜の花がこんなに栄養価が高いとは!!とびっくりして、それを機にちょこちょこ副菜に登場しております。
菜の花を見くびってたので、反省の念も込めてしっかりとまとめてみようと思います!
そもそも菜の花って?
野菜のこと全然わかっていなくて、菜の花っていう名前のお野菜だって思っていました笑
実は、菜の花って「アブラナ科のお花の総称」なんですね!
アブラナ科の主なお野菜、キャベツ、ブロッコリー、大根、高菜、小松菜があります。
この中で私たちが「菜の花」と呼んでいる黄色い花は、ナタネのことで、油を搾る菜っ葉の意味でアブラナ(油菜)と呼ばれています。
ちなみに、菜花は「油も取れる品種改良された野菜」で、菜の花の1つに含まれるそうです。
今回関係ないけど、セイヨウアブラナから取れるオイルを「菜種油」と言って、セイヨウアブラナを品種改良したキャノーラ種から取れるオイルを「キャノーラ油」というそうです。
キャノーラ油は、遺伝子組み換えの品種から取られていることが多いことから、身体にあまりよくないと言われているんですよね。
比較的安価で手に入りやすい利点もありますが、遺伝子組み替えされているかもということを考えると、シンプルに原材料そのものから取れる菜種油の方が安心な気がしますね。
菜の花の栄養って?
1.ビタミンC
可食部100gあたり130mgほど含有されており、食事摂取基準(厚生労働省)では成人で1日100mg推奨なので100g食べたらバッチリ摂れますね!
レモン1個の果汁に含まれるビタミンCが約20mgなので、菜の花すごいですよね!
春のお肌トラブルにも、ストレス対策にも、免疫力UPにも効果的です♪
2.βカロテン
可食部100gあたり2200μgほど含有されており、ピーマンの5倍以上あるというかなり有能ですね!
βカロテンは抗酸化作用も強く、また体内に入るとビタミンAに変換されます。
ビタミンAは、免疫力UPや粘膜を強くしたり、美肌にも効果的です♪
3.B群
ビタミンB1、B2、B6、葉酸、ナイアシンが含まれています。
これらのビタミンB群は、炭水化物やタンパク質、脂肪をエネルギーに変えるのに必要な栄養素です!
疲労回復にも欠かせなかったり、炭水化物を摂り過ぎてる人も不足しがちになるのでおすすめです♪
4.鉄
可食部100gあたり2.9mgほど含有されており、ほぼほうれん草と同じくらい含有されています。
貧血予防にぜひとっていきたいところですが、植物性の鉄分は非ヘム鉄と呼ばれそのままでは、吸収されにくいです。
なので、動物性のタンパク質の「卵」、「ツナ」などと一緒にあえると効率よく鉄分を吸収できます!
5.カルシウム
可食部100gあたり160mgほど含有されており、ほうれん草の約3倍含まれています。
成長期のお子さん、妊娠中の方、高齢者の方は特に骨の発育のためにも積極的にとってほしいですね!
まとめ
菜の花は、ビタミンC・B、βカロテン、鉄、カルシウムと、さまざまなビタミン・ミネラルが高含有されているという最強食材ってことがわかりました。
味の工夫をして、春の旬の時期には積極的にとっていこうと思います!!