自宅や職場で使える消毒液の作り方

ついに緊急事態宣言が39県で解除になりました。

これから、徐々に外に出ることが増えたり、たくさんの人に会う機会も増えてくると思います。

そこで、外から持ってきたウイルスをお家の中まで持ち込まないように、また、もし持ち込んでいたとしてもどうやって消毒すれば家族や職場で広めずにすむのか、いくつかのサイトをまとめてみました。

コロナ対策の消毒って?

一般的に言われているのは

70〜80%のアルコール消毒液

0.05%次亜塩素酸ナトリウム

です。

最近は次亜塩素酸水というものも聞くようになりましたね。

これは次亜塩素酸ナトリウムとは別物で、食塩や塩酸を水に溶かして電気分解し作ったものです。次亜塩素酸水に関しては、コロナウイルスに効く可能性があるという段階であり、確実に殺菌効果があるとの報告を見つけられなかったので省きます。(次亜塩素酸水を知りたい方はこちら)

70〜80%アルコールって?

薬局には、消毒用エタノール、無水エタノールなどいろんなアルコールが置いてありますよね。

これらを70〜80%のアルコールで使うにはどうしたらいいんでしょう。

消毒用エタノールすでに消毒効果がある濃度で作られているのでそのまま使用可能です!むしろ薄めちゃだめ!

無水エタノール全量100ml作る場合、70〜80ml無水エタノールを測り、100mlになるまで水で薄める。

アルコールはプラスチックを溶かすことがあるので、小さいボトルに入れる時などは必ずアルコール対応のスプレーボトルにいれてください!!

★消毒の使い方★

・手指の消毒に使用可能

・消毒するものにスプレーで噴霧する。(革製品・ニスが塗られているもの・プラスチックのスチロール樹脂製品は変色することがあるので避ける)

・引火しやすいので、火元では使用を避ける

エタノールについて詳しくはこちら

0.05パーセント次亜塩素酸ナトリウムって?

塩素系漂白剤で、ハイターなどの台所用の漂白剤を使って作ります。

各メーカー毎に漂白剤そのものの濃度が異なっているので、厚生労働省のこちらのページを参考に希釈して作ってください。

★消毒の使い方★

・ビニール手袋をした手で、希釈した次亜塩素酸ナトリウムに雑巾などの布を浸し、ドアノブやテーブルなど(金属製品・木材製品・繊維製品以外)をふいて消毒する。

※注意事項※

・有害ガスを発生するため、スプレーで使用したり、直接皮膚につけないようにする。

・使用の際は十分換気する

・希釈したものは時間が経つと効果が薄れるため、できる限り早く使い切るようにする。


また、日本産業衛生学会HPより職場でのコロナ感染対策ガイドを発見したので、これから職場復帰される方はぜひこちらを!


アルコールが品薄状態であるため、一時期お酒でアルコールスプレーを作るやり方も出ていましたが、お酒に入っている糖質はウイルスの餌にもなるのであまりオススメできないです。

また、「アルコールジェル入荷しました!」とスーパーに大量に並んでいる商品の裏を見たところ、アルコール濃度が30%のものも出ていたり。。。これじゃ殺菌できないですよね。

食品と一緒で成分や特に濃度をしっかり確認することをオススメします!

この記事を書いた人

mizue

mizue

臨床検査技師としてクリニックで働いているアラサー女子です。

栄養やアロマに興味があり、分子栄養学カウンセラー(認定ONP )・栄養コンシェルジュ2つ星と嗅覚反応分析士(サードメディスン)を取得しました。

長生きするなら最期まで好きなことをして、元気に楽しく過ごしたい!
そんな思いで栄養やアロマを使って、日々健康管理を頑張っています。