コロナの感染・予防について

コロナの状況は日に日に変わりつつも、新たなことが分かってきたり、日本も徐々に感染者数は減ってきていますよね。

主要都市の緊急事態宣言も延長になり、経済的・精神的ストレスを抱え込んでいる人や、我慢できず気が緩んでいる方も増えてきているような気もします。

いつもと比べて制限されていることも多いし、我慢を強いられて辛い気持ちはすごいわかります。

でも、少しずつでも終息には向かっていて、これからは適切な予防管理をして、徐々に今まで通りの生活をしていこうとする「WITH コロナ」の時期に入ってくると思います。

気を緩めないで!って偉そうなことは言えないけど、みんなで協力して、自分でできる範囲の予防管理をこれからもし続ける必要があるなと感じています。

そこで、コロナの予防などについて書いてあるサイトを見つけたので、一部抜粋してまとめてみました。(➡︎はあくまで自分なりにまとめた意見です。)

日本感染症学会HP 医師・弁護士でもある古川俊治参議院議員の資料提供より

コロナウイルスの感染性

・コロナウイルスはエアロゾル(気体中の液体やほこりなどとウイルスがくっついたもの)の状態で3時間ステンレスやプラスティックでは72時間(3日間)認められた。

感染力のあるウイルスは4°C(冷蔵室)で2週間ほぼ安定、22°Cでの減少は限られていたが、37°Cでは2日目、56°Cでは30 分、70°Cでは5分以内に検出出来なくな った。

➡︎冷蔵庫でもウイルスは生存するが、煮沸すると感染力のあるウイルスは検出されなくなった。

・それぞれの素材に付着している感染力のあるウイルスを培養すると、紙やティッシュで3時間木や布で2日目に認められなくなった。ウイルスが認められなくなるまで、ガラスや紙幣では4日目(2日目は検出有り)、ステンレスやプラスティックでは7日目(4日目は検出有り)までかかった。マスクの外側では、7日目でも感染性ウイルスが認められた。漂白剤や消毒剤を加えると速やかに消失したが(石鹸は5分では認められ、15分までに消失)

➡︎ウイルスの生存時間が長いので、人が触れるものの消毒を徹底する!また、他人が触るところ・モノは触ったら必ず手を洗うか、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムで消毒をする。

マスクも使い回す時は、しっかり消毒するか、15分以上かけてしっかり洗ってから使い回す!

布マスクを着用すると、話している時の唾液飛沫(唾液+コロナウイルス)を、ほぼ完全に抑制できる。布マスクをしてもエアロゾルが排出される可能性はあるが、エアロゾルは換気で速やかに消失する。

➡︎マスクの着用と換気である程度予防できる。

・国内で、2回連続で PCR 検査で陰性を確認され退院した患者が、退院後 14 日目に PCR 検査陽性が判明した件について。 患者は、「再感染」ではなくて、体内に残っていたウイルスの「再活性化」と考えられる。

 

➡︎ウイルス量がPCRでは検出できないほどの微量であったため、ウイルスが残っていても陰性と出てしまった。症状もなく、2回陰性と出てもある程度の期間は隔離して経過観察が必要。

・感染患者3人の隔離室環境中からのウイルス RNA 検出を調査した研究では、部屋の清掃前に検体採取を行った患者の場合のみ、居室のテーブル・椅子・床・窓・ 流し・ライトのスイッチや、トイレの便器、流し等からウイルス RNA が検出された。空気中からは検出されなかったが、換気扇から検出されており、ウイルスを含んだ空気中の粒子の存在を示している。

 

➡︎唾液だけでなく、便や尿にもウイルスが存在している。トイレを流す時は蓋をして流してエアロゾルを拡散させないようにする。(男性のトイレもできる限り座ってするのが、飛沫せず安全だなと思いました。)

検査について

鼻腔咽頭拭い液に比べて、唾液の検体の方がウイルス濃度が5倍高く検出できた。また、唾液検体の方がバラツキなく検出することができた。

➡︎鼻腔咽頭拭い液は、手技をしっかりして検体を取らないとウイルスがうまく取れない可能性があるため、唾液に比べて検出感度が低い。

唾液だったら、医療従事者が検体を取る必要がなくなり、自宅でとったものを持参や郵送などで検査できるようになり、人出も確保できる。

また、鼻腔咽頭拭い液の検査は、鼻の奥まで綿棒を入れられるとくしゃみが出る人もいて、防備はしているけど至近距離での飛沫を浴びてしまう。これは検査時の医療従事者の感染リスクとなるので、これから唾液検査が早く普及してきて欲しいなと感じます。


ダラダラ読みづらい文章になってしまいましたが、

手洗い・消毒(アルコール)を徹底する

外で使ったものは、消毒(アルコールや次亜塩素酸ナトリウム)、洗濯してからおうちの中に入れるようにする。(スーパーでの買い物の商品・スマホ・バック・財布など。洋服もできるだけ玄関で脱いで、お家に帰ったらすぐお風呂に入るのが理想。)

換気をする。

これに尽きると思います!!

検査数が少ない!、全国が揃って緊急事態宣言解除できるのはいつなんだという意見を言う方もいらっしゃいますが、一人一人のコロナを予防する危機管理がしっかりしていれば、そもそも感染者は減っていくはずです。

できないことを嘆く前に、自分で対策できることを淡々とすることが今は大切だと思います。

気を緩めてしまうと、緊急事態宣言を解除されてもまた発令、と永遠にその繰り返しになってしまうと思います。

今はただしっかり予防して、当たり前だった日常に早く戻れるように、日々過ごしていこうと思います。

この記事を書いた人

mizue

mizue

臨床検査技師としてクリニックで働いているアラサー女子です。

栄養やアロマに興味があり、分子栄養学カウンセラー(認定ONP )・栄養コンシェルジュ2つ星と嗅覚反応分析士(サードメディスン)を取得しました。

長生きするなら最期まで好きなことをして、元気に楽しく過ごしたい!
そんな思いで栄養やアロマを使って、日々健康管理を頑張っています。