免疫力を上げる栄養素ってなーに?第4弾 亜鉛

前回に引き続き、免疫力UPに関わる大事な栄養素をまとめていこうと思います!

免疫力を上げる栄養素4 亜鉛

亜鉛は、動物性食品や全粒粉に多く含まれる栄養素です。

鉄の次に体内量が多い微量ミネラルです。

新陳代謝を活発にしたり、免疫力UP・ホルモン分泌・生殖機能などに関わっており、不足するとさまざまな不定愁訴を訴える場合もあります。

よく聞くのは、亜鉛欠乏で味覚障害が出るのが有名ですね!

では、そんな大事な亜鉛が不足していないかチェックしてみよう!

亜鉛不足かチェックしてみよう!

当てはまるものはいくつありますか?

□皮膚が乾燥する
□怪我や傷の治りが悪い
□アトピー性皮膚炎が気になる
□風邪をひきやすい
□成長期なのに身長が伸びない
□最近精力(特に男性)の衰えを感じる
□抜け毛が気になる
□ストレスを多く感じる
□最近味が薄く感じる
□爪が変形したり、割れやすくなった
□加工食品やファーストフードをよく食べる
□アルコールをよく飲む

引用文献:オーソモレキュラー栄養学研究所HP参照

いくつ当てはまりますか?

当てはまるのが多いほど、亜鉛不足傾向があるかもしれませんね。

実は亜鉛は細胞の分裂にとても大事なミネラルで、細胞分裂が激しい皮膚や生殖機能、髪の毛、骨などの新陳代謝に重要な働きをするんです!

亜鉛の役割って?

  1. ビタミンAの代謝に不可欠
    ➡︎ビタミンAはウイルスと戦う抗体(特にIgA)を作るのに必須!亜鉛が不足するとビタミンAの不足にもつながります。
  2. 健やかな皮膚・爪・髪を維持する
  3. 殖機能を向上する
  4. 体の酸化を防ぐ

どのくらい摂ればいいの?

オーソモレキュラー(分子栄養学)的には1日あたり15〜30mgが推奨されています。

この量も前回と同じく、日本の厚生労働省が推奨している量に比べたらはるかに多い量です。

こちらもこの量は食べ物だけでは到底摂れない量なので、サプリメントが必須になります。

この量を必ず摂ろうとしなくても、日頃の食事を摂るときに意識して摂ってみるところからぜひ初めていただけたらと思います!

普段食べてるものでどのくらいの亜鉛が摂れるの?

牡蠣・牛肉・豚肉・うなぎ・ナッツなどに多く含まれています。

たくさん摂るには牡蠣が最強です!

牡蠣は、「海のミルク」とも言われるほど栄養価が高い食材です!

生だとノロウイルスが怖いので、焼き牡蠣や牡蠣鍋などはいい出汁も出ていいですね✨

ただ、なかなか新鮮な牡蠣が手に入らない場合があるので、その時は缶詰などを使ってもいいと思います!

私はちゃんと摂れている自信がないので、サプリメントで補っています。

食材で摂れる人は食べ物から摂っていきましょう!!

免疫力UPには亜鉛が大事!!

ウイルスと戦うために必須のビタミンAの代謝に関わる亜鉛は、感染防止に必須のミネラルですね!

この記事を書いた人

mizue

mizue

臨床検査技師としてクリニックで働いているアラサー女子です。

栄養やアロマに興味があり、分子栄養学カウンセラー(認定ONP )・栄養コンシェルジュ2つ星と嗅覚反応分析士(サードメディスン)を取得しました。

長生きするなら最期まで好きなことをして、元気に楽しく過ごしたい!
そんな思いで栄養やアロマを使って、日々健康管理を頑張っています。